
大泉 七奈子
舞台美術・衣装デザイナー
東京都出身。多摩美術大学油画専攻卒業。
大学卒業後の2004年から2008年まで、株式会社センターラインアソシエイツにて、舞台美術家松井るみ氏のアシスタントを務める。
2007年より、東京を中心に舞台美術家として活動。ひょっとこ乱舞、アマヤドリ、鳥公園、冨士山アネット、遊園地再生事業団などの舞台美術デザインを手がける。
2013年、文化庁の新進芸術家海外研修制度にて、ドイツ・ミュンヘンに一年滞在。ミュンヒナー・カマーシュピーレにて、ルネ・ポレシュ、シュテファン・プーハー、ヨハン・ジーモンズ等の演出プロダクションに、舞台美術・衣装の研修生として参加。
2014年より2019年まで、ドイツ・ブレーメンの公立劇場テアター・ブレーメンに所属。舞台美術・衣装助手としてオペラ、演劇、ダンス作品に携わる傍、同劇場のレパートリー作品の舞台美術・衣装デザインを担当。サミア・アキカ、セレン・カーラ、マチルデ・レーマン、レイヴィン・ハンドシュー、ミヒャエル・タルケを始めとする演出家・振付家の作品に、デザイナーとして携わる。また、ミュンヘンを中心に活動する演出家ケイトリン・ファン・デア・マースの作品に、舞台美術家として継続的に参加。
2017年には、ブレーメンのウーバーゼームゼウム(海外博物館)の特別展示「クールジャパン」において、多和田葉子「DAS BAD」を原作とした移動演劇「Übersee-Zungen(異国の舌)」を構成・演出。
ドイツ・ブレーメン在住。